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ヨヒンビン(塩酸ヨヒンビン、ヨヒンビン塩酸塩)と勃起について

「自律神経」の反射

基本的に「勃起」は性的な刺激を受けたときに、「自律神経」の反射によって起こる。

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があって、それぞれの器官(臓器など)へアクセルの作用とブレーキの作用をそれぞれ独立して働きかける。

「交感神経」は昼間の神経とか活動の神経と言われいて、緊張や興奮しているときに優勢になる神経。
「副交感神経」は夜の神経とかリラックスの神経と言われていて、リラックスの状態のときに優勢になる神経。

お互い、シーソー関係のようなもので、片方が優勢の時は、必ずもう片方は劣勢状態。

そして、「勃起」は、「副交感神経」が優勢なときに起こる!!


ヨヒンビン(塩酸ヨヒンビン、ヨヒンビン塩酸塩ともいう)は、交感神経系(α2受容体)を選択的に遮断する。

それは、ヨヒンビンが交感神経を劣勢にしてくれるということ。

交感神経系が劣勢になると、「シーソー関係」で副交感神経系が優勢になる。

そして、勃起状態をサポートしてくれる!

ヨヒンビンとは、そういう仕組みで働く薬。